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harasawapublication ~原澤出版~

原澤出版の執筆用ブログ

8:脳内プリズンブレイク~同胞達ヲ解放セヨ~

8:脳内プリズンブレイク~同胞達ヲ解放セヨ~

 

 さて、あなたは無事船出することができたであろうか。もしも未だに船出する事が出来ないのであれば、なんらかの問題が生じているのだから、あなたの抱える"将軍"と"軍師"と共に、今いる場所でひたすら、「当たり前」を疑ってみたり、何かしらの仮説を立ててはそこと向き合って、新大航海時代への参加者として名乗りあげてもらいたいと願うが、それらは誰かに命じられたところで「自分の人生を生きている」とは言いづらいので時間がかかったとしても自分なりのペースで進めばそれで良いのだ。

 では、船出をする事が出来たあなたはどうだろうか。順調に航海は進んでいるだろうか。もしかしたらそれこそ航海した事を後悔したくなった者もいるかもしれないが、それこそ"も"「在る」の世界という眼鏡で世の中を見てみれば良い。そうすればそれこそ爽快な気持ちで航海を楽しむことが出来るし、自分のこれまで生きてきた世界の場外を豪快にハイリスクに冒険しまくればそれで良いのだ。なんといったって、生命の危機はなく、あるとすればそれこそ、一線越えられない野次馬共から指をさされて笑われるぐらいなのだろうから。そんなのをいちいち気にしていたら、それこそ何もできなくなる。それに、その場面において動いているのはあなたの心でしかなく、別にまわりが両手をパンパン叩きながらあなたを笑顔で見つめていたとしても、それが本当にあなたの事をバカにするために手を叩いて笑っているとは決まっていない。もしかしたら、あなたの事を祝福して手を叩き笑顔でいるかもしれない。つまり、それを「ソレ」と決めているのは、あなた自身の心でしかないということだ。これはひとつのテクニックかもしれないが、もしもまわりの人間があなたを笑い者にするために両手を叩いて笑っていたとしても、あなたは「あそこにいる人たちはこんなにも私の事を祝福してくれているのか。。。」と勝手に思い込めばそれで良いのだ。自分の外側の現象がどうであろうと、あなた自身がどう受け止めるかでしか、あなたの世界は構成されないという事を忘れてはいけない。

 "将軍"と"軍師"をお供に、見事自分の"旗"を揚げて、大航海へと旅立ったあなたは、すんなりと新大陸を発見できたであろうか。もちろんそういう猛者もいるかもしれないが、ほとんどの者は元の場所へと押し流されたのではないだろうか。そういう時はもう一度「自分の内側の世界」の自分の元からある領土を見つめ直してみよう。

 すると、自分の本来の領土が"何もの"かによって奪われていることに気づくだろう。それは言い方を変えれば1章で説明した「傀儡の操り紐」という存在だ。それらによってあなたの領土は本来の広さを保持していなかったり、自国の同胞たちは奴隷として囚われの身になっているため、あなたという国そのものの領土の力を発揮することができていないのだ。航海が難航しているのであれば、それこそ自国内の領土の回復に目を向ける必要がある。これは「領土の奪い合い」ではない。ただ元からあった自分の領土を自分のものへと取り返すだけだ。いじめられたからと言って、いじめられっぱなしになっていては「自分の内側の世界」における領土は"何もの"かによってどんどん削られていくし、それこそあなたという存在そのものが、「自分の内側の世界」においても、「自分の外側の世界」においても奴隷のような人生を送ることを虐げられる事になる危険性が高い。

 まず、我々人間は生まれた時はまさに無防備であり、幼少期、少年期も多少の防御力はあるかもしれないがそれでもどちらかというと無防備な状態なので、その十年余の時間にいろいろと自国内の領土は"何もの"かによって削り取られていく。まさに、敗戦当時の日本のように削り取られる必要のない領土まで奪われてしまったアレと同じようなものだ。「自分の世界」というコンテクストにおいて、自分の世界を自分以外の"何もの"かに奪われる必要も筋合いはないし、そもそもその領土はあなたのものなのだから、取り返したければ勝手に取り返せばよいのだ。もちろん、金を誰かに貸したあの状態のように、何故か貸してしまうと、立場が借りている側の方が強気になってしまうようなあのような状態になっているのは否めないが、それでもその"何もの"かに削られた領土自体はあなたのものなのだから、取り返しても何ら問題がない。そして、それらを回復させないと、例の大航海時代のチャレンジに失敗し続け、それこそ大後悔という事態を招くことになる。

 では実際に、ダメージを負った自国の領土を回復させ、囚われの身になった同胞達を助け、解放していくにはどうすればよいのか?そこにももちろん"将軍"と"軍師"の力を借りて領土を回復させていく事になる。

 まず、そもそもの自分の領土をあなたは「あの領土は本来自国のものだった」という認識すら忘れていて、現在の形であり広さの領土を「自分の本来の領土」と勘違いしている可能性がある。「当たり前」という毒によって。まずは、「本来の自分の領土とはどの程度のものなのか」を思い出す必要がある。そこに関しては自分のこれまでの人生を、"将軍"と共にひたすら疑っていく必要がある。「この時代に、私の領土は甚大なダメージを負ったのではないだろうか?」と。

 それは両親の教えかもしれないし、学校の教師の心無い一言かもしれないし、友達や先輩によるなんらかの押しつけかもしれないし、自分は違う考えなのに、まわりの考えに迎合してしまったその瞬間なのかもしれない。それこそ、まわりから笑い者にされたくないという一心で、領土と同胞たちが"何もの"かの手に渡ってしまったかもしれない。一度自分以外の手に渡ってしまった領土を取り返すために必要なのは、決して戦って奪い返す事ではなく、ただ交渉の席について交渉をすればよいのだ。実は、あなたが領土を回復させるためにあなたの向かいに座っている交渉相手は、元はあなたの領土にいた者なのだから。言ってみれば、その交渉相手は過去の自分そのものかもしれない。

 むしろ、「自分の領土の回復」に必要な事は、「そこが元は自国の領土だった」と思い出すだけでほとんど問題は解決しているようなものなのだ。もし「自国の領土の回復」において難しいのは、「そこが元は自分の領土であった」という事を思い出す事であって、交渉に関してはそれ程難しい事ではなく、あなた自身がその交渉の席に座った時点で、奪われていた自国の領土に関しては回復したのと同じだ。

 しかし、年数生きていれば生きているほど、自国の領土は削られてやせ細ってしまっているし、一気にその削られた領土を回復する事は難しく、それこそ"将軍""軍師"とどこに元は自分の領土であったかを探していく必要がある。

 その為のヒントは「今現在における自分」に他ならない。今の自分を注意深く観察すれば、元の自国の領土の状態を思い出していく事が出来る。例えば「人前で話すことが苦手」という状態の人がいたとして、本当にその人間は元から「人前で話す事」を苦手としていたのだろうか?それこそ何もないのに何かが苦手になったり好きになったりするというのは不思議な話で、やはりそれらに何かしらの「原因」が存在していて、現在の自分を自分たらしめるために牽引しているとも言える。

 「ある事がどうしても許せない」という者に対しても同様で、その「許せない想い」が急に自然発生するという事自体がオカルトチックな現象だとしか言えず、やはり「それがどうしても許せない」という自分へと導いた原因が、過去のどこかしらに存在していると予想した方が健全であるし、間違いなくその原因はどこかに潜んでいる。それらを「自分の性格」だとか「自分の人格」だという「当たり前」という先天的要素として何も疑わずに受け入れてしまう事で、あなたの「自国の領土」はみるみる内に"何もの"かに脅かされ削り取られていったのだ。

 あなたが、本来の自国の領土を取り戻すためには、「本来の自国の領土はこんなにやせ細っていなかった」という疑いを立てる事だ。つまり"将軍"にその件について自国領土回復作戦を命じる事だ。もしも、あなたが「今の自分」を「元から自国の領土はこんなもんだった。」と思うのであればそれはそれでしょうがないし、もしかしたらあなたの「自国の領土」はそれほどダメージを受けずに、健全な状態を保てている可能性もある。

 そうであるかどうかは、例の大航海へと船出してみればすぐに分かる。それこそ、船出する事すら躊躇して出来ない者など言語道断で、自国の領土が著しいダメージを受けて完全にやせ細ってしまっている状態にある。「自国の領土が健全な状態」とは、言い換えれば「何でもできる」という状態なのだから、それこそ口だけで、行動に移せない者の「自国の領土」の状態が健全である訳がない。それこそそのような人間は、"大人"たちから上手に教育をしていただいた、優秀な傀儡でしかない。もちろん優秀すぎて、自分自身が傀儡にされて操られていることにすら気づかない可能性の方が高い。

 では航海には出れたとして、なかなか新大陸を発見できず、元の港へと押し戻されることが多いとしよう。そして何度やっても同じようなところで押し戻されてしまったとする。もしも、「自国の領土」が健全である場合、そのような事が起こる事は無い。それこそどう不運だったとしても10回チャレンジすれば絶対に新大陸は発見できる。10回も必要としないだろう。では、そういう状態であるということは、一体どういうことなのか?それは、あなたの「自国の領土」が、本来の形であり、広さであれ、同胞達の数ではないからだ。まずは、船出をし、それで上手くいかないようであれば、自国の領土の回復に向け動き出しても良いだろうし、その両方を同時に進めても構わない。

 私自身、子ども達に指導していた時に、そして自分の指導方法を見なすために日々、していた事がある。それは何かというと、

  1. 分析
  2. 改善
  3. チャレンジ

 というこの3ステップだ。これをひたすら繰り返すことによって、当初見えなかった問題であったり、実際に実践してみて結果的に自分の予想通りにならなかった箇所を修正することができる。順番的にはチャレンジ→分析→改善と言っても良いかもしれない。とにかく、「はじめのいーーっぽ」を出してみない限り、生きた戦術など考えることも出来ないし、そもそも踏み出さずに正解を見つけ出す事など神さまでもないのに出来る訳がないし、もしかしたら神さまですらそんなこと出来ないかもしれない。全知全能ならばできるか。。。

 我々がそれこそ全知全能を目指すのであれば、それこそ莫大の量の領土を手に入れるためにひたすら"将軍"と"軍師"をフル稼働させて、同胞を増やして領土を強大にしていく必要がある。もちろん、「何もない」という真理によって、ひたすら自分の内側の世界にだけ潜り込む事も可能かもしれないが、自分の外側の世界が設計されている以上、この2つの世界を遊びつくした方がお得だと言える。ディズニーランドとディズニーシーを楽しめるチケットを持っているのに、どちらかしか楽しまずに帰るというのは、やっぱりちょっともったいないかなという気もするので。

 では、次の項では自国の領土を回復させ、航海にチャレンジして新大陸を発見したらどうやってその新大陸を自国の領土としていくかについて論述していく事にしよう。