harasawapublication ~原澤出版~

原澤出版の執筆用ブログ

8:陰謀論的なものからヒントを得る

8:陰謀論的なものからヒントを得る

 

 あらかじめ述べておきたい点は、私はそれほど陰謀論者ではないということで、しつこくなってしまうがどちらかというと韻暴論者ではある。そんなことどうでも良い事は分かっているのだが、ここまではしっかり伝えておきたい部分なのでしょうがない。今回の項のタイトルが、陰謀論的なものからヒントを得るである限りここについてはあらかじめ申し上げておかないと、誤解を招いてもしょうがないので申し上げた上でこの項の内容について論じていきたい。

 まず、陰謀論とは何かという事について共通理解をした上で、なぜ陰謀論的なものから「大和魂」に関する何らかのヒントを得ることができるのかについて論じてみたい。では「陰謀論」というコレについては辞書で調べてみるとこの様に記されている。

陰謀論


ある事件や出来事について、事実や一般に認められている説とは別に、策謀や謀略によるものであると解釈する考え方。強大な権力を持つ人物あるいは組織が、一般市民に知られないように不正な行為や操作を行っている、といった推論・主張が多い。

 

 ということなのだが、ここで注意していただきたいのは、この項のタイトルに注目していただきたいのは、陰謀論『的なもの』というこの的なものというここが実は重要だったりする。別にそれらが陰謀論かどうかは関係なく、ここでヒントをもらうためには、「常識的にはAと言われているものは、実はBの方が事実なのだ。」みたいなロジックで語られるような類のものをここでは、「陰謀論的なもの」と呼んでいる。そのためそれらの話が、先ほどの辞書に記されているような陰謀論であるかどうかは関係ない。たとえば、「実は牛乳を人間が飲むと健康を害する事実がある。」というような事実が「もしも」あった場合、別に「牛乳を飲むことは体に良い。」という考えに対する陰謀論であるとは限らない。

 ここでヒントにしたいものは、21世紀における常識は、実は過去の時代においては非常識であったものなどもあるというような事が実際にあるという事を考えたい。政治的な陰謀論であったり陰謀論的なものを考えてもあまり我々一般人にとっては身近な問題ではないし、もしそこに何か隠された真実があったとしても、それを今すぐどうこうできるかというと、首脳会談その他に同行できる訳もなく、瞳孔でも見開いてテレビ報道でその動向を見守るぐらいしか出来ないので、ここではなるべく、一般的な日常生活に関わる陰謀論であり陰謀論的なものからヒントを見出してみたい。

 そのコンテクストであればやはり日常生活に密接していて陰謀的な匂いが立ち込める王道は「食事」だろう。基本的にはほとんどの人間が1日2、3回は食事をしている。毎それこそ老若男女問わず、しているこの食事。その食事にはいろいろときな臭い事実が隠蔽されていることが多いし、またその事実がどのくらい危険であるかもはっきり分からないため、陰謀論チックになる事が非常に多く、時には執拗以上にそれらを誹謗中傷してしまう衝動に駆られてしまうケースも少なくなかったりする。

 まず、日本人がよく食べそうな食べ物で考えれば、米だろう。他の食べ物は結構外国のものを日本人は食べているが、米だけは質の良し悪しはともかく国産の米を食べ続けている。その日本の米だが、それこそ江戸時代の米と今の時代の米。本当に同じ米なのだろうか?やはり、食べ物の問題は難しい、調べてみても賛否両論が激しく、農薬推進派は「基準に満たしているから安全だ!」と主張し、とにかく安全な食品を推進する者達にとってはちょっとしたものでも「危険だ!毒を食ってるのと同じだ!」と主張しているのだが、私が知りたいのは「実際の本当のところはどーなん?」という鎮座DOPENESSばりにフローをきかせて、質問する必要はないかもしれないけれどやっぱり知りたいのはそこの部分が大事になってくるのだが、もうこれは個人差もあるしよく分からない。残留農薬によって、添加物の摂取によって、本当にアルツハイマーだったり、すぐキレる子どもになっているのかと言えば、それらって現実的には神社にお参りに行ったり、お守り買ったりするのと大差ない気もする。たとえば、私の祖父はかなりタバコを吸っていた。医者に止められてもタバコを隠れて吸っていた。だけど、肺がんになどならなかった。逆にタバコを吸ってないのに肺がんになった人も知っているが、これは「喫煙すると肺がんのリスクがあります。」と言ってはいるものの、「だったら全員そのデータ通りの結果になるんですね。」とツッコミを入れと「リスクが高い」って言ってるだけで、「タバコを吸う人は肺がんになる」「タバコを吸わない人は肺がんにならない」という事を言っている訳ではないのだ。世の中こういう一見解明されていそうで解明されていないことが実はこんなに科学が発達したように見える今の時代にだって沢山あったりする。そもそもチェルノブイリのまわりには人が住めないのに、福島のまわりに人が住めるのはなぜなのかも分からない。同じメルトダウンでも、何かの数値が違うのだろうか。

 そんな事をそれこそ妄想的にあーじゃねーこーじゃねーと思考を巡らせていると、陰謀論的なものから「現代日本人に大和魂が欠如した原因」を探るヒントなど見つけることは出来ないのではなかろうか。という事になってしまうが、ぶっちゃけてしまうと、我々が学校でお勉強している歴史自体が陰謀論の要素たっぷりっぽいので、やっぱりどこかで何かをすり替えられたり、危険な事実を隠蔽されているケースは0なのかと考えればこれは絶対に0ではない。都合の良い事を隠したり、目を背ける自動機能が人間そのものに備わっているのだから、どこかに何かの都合を取って、本来は変えてはいけなかった何かが隠されているはずだ。

 米については調べたもののなんなのかよく分からなかったので、今度は小麦について考えてみたい。そうすると、ひとつは「日本人はいつから小麦食ってたのか?」という問いがあるが、これについては特に特別な情報はなくそれこそ簡単に想像してもうどんや素麺などは昔から日本人は食べていたような気がするので、戦後に日本の外側から急激に入り込んできたような歴史はなさそうだ。しかしそれ以外の小麦粉食品に、「戦後から急激に日本に入り込んだもの」を発見することが出来た。それはパンであり、パン食文化なのだ。どうやら、今現在ではもはや当たり前のようにすら見えるパン食文化だが、どうやらこのパン食文化が日本に入り込み、一気にその文化を日本に侵食させていったのは戦後からだというのだ。我々から「大和魂」を奪ったのは、果たして「パン食文化」なのだろうか?そこまで言い切れるかどうかは別として、日本に急激にパン食文化を浸透させた背景には、アメリカ様の利得に絡む何らかの陰謀的な要素は含まれていると言って過言ではなさそうだ。

 しかし、仮に米食文化よりもパン食文化の方が食文化的に、例えば栄養が豊富で健康になれるという事実があるのであれば、これは陰謀であろうがなかろうがそれこそ感謝はされても、恨まれたり憎まれたりする筋合いはない。米食とパン食、少なくとも我々日本人にとってパン食文化がどういう影響を及ぼしているのかを考えてみたい。

 とは、言ってみたものの結論から言うと、いろいろな意味合いにおいてアメリカ様の小麦粉は、我々日本人から金と健康を奪っていると言ってよさそうだ。まず、日本国土ではなく遠いアメリカの地から輸入されてくる小麦粉には、作る過程の農薬も然ることながら、輸送時における防腐剤的なもののふりかけられ方もアメリカンサイズ的な量をふりかけられている事は想像に難くない。そもそも自国の人間が食べないのだから「分からなけりゃいいだろ」ぐらいにとんでもない量ふりかけられていそうな気がしてならない。そういえば、私自身年のせいというよりも、一気に老化した原因がやはり小麦粉の食べ物をやたら食べるようになってからだという予想は今考えてみればそうだという事が分かる。ハンバーガーにラーメンにパスタなど、小麦粉の食品、しかもそれらはアメリカ様から送られてくる決して質の良い小麦粉とは言えないような、むしろ毒物と表現した方が適切なのではないだろうかと思わせてくれるような粗悪な小麦粉で作られた食べ物たちを、それこそあまり収入のない20代30代前半の時はガッツリ食していたわけで、それこそ劇的に私自身の人体を劣化させたのは、ラーメンにハマってしまったことがその元凶だと考えていて、個人的にはあの油的なものがそうさせたのかと思っていたが、どうやら調べてみると小麦粉側に大きな問題があったのだという事に気付かされたのだ。実際、調べてみて私自身の好物であった麺類だったりお好み焼き的な通称「粉モン」を食べる気持ちが一気に失せてしまった。あの私自身の脳を喜ばせてくれる彼ら小麦粉食品軍団が、まさか私から「大和魂」を根こそぎ削ってくれていたとは・・・悲劇中の悲劇と申し上げるしかない。しかし、「大和魂」の再起動の為には、涙を飲んで、スープを飲む事とお別れするしかない。お別れすべきはスープよりも粉の方なのだが・・・

 しかし、アメリカ様の日本にパン食文化であり小麦粉食文化をぶち込んできたことについては、それこそザ・陰謀論の代表格とも言える3S政策以上に悪名の高そうな計画だったといえるだろう。現に、アメリカの小麦粉輸入アタックの危険性についてそれほど知っている人間は多くなく、今現在でもそれこそ「おいしいおいしい」と、違法ではない粉ものを、また別の人体が処理しきれない別の食べる目的ではない粉ものと一緒に体内に入れ続けている訳だから、今後も我々日本人から「大和魂」はどんどん削られて、肉体も精神もそれこそ中身スカスカの、パンのような魂であり精神であり、肉体的な人間として中身スカスカの人生を生きていく事になっていくのだろう。もうそれはスカスカでもあり、カスカスでもあるとも言えるだろうけど、こうやってその危険な小麦粉う食文化に少人数であったとはいえ気づきつつあって、食に対して意識的に改善していく者が増えていくのであれば、日本人が元の「大和魂」を取り戻すことに関して微かかもしれないが、まだ望みがあるとも言える。子は鎹以上に、もしかしたら夫婦仲を悪くさせているのは粉が凄い悪影響を及ぼしている可能性は高いとも言える。これからは合法と言えども、粉扱いには注意が必要だ。それこそ、粉患いにならぬように気を付けたい。たとえ自分の首から上の欲望が勝つ場合においても、己の「大和」がwas lyingしているのをそれこそ、この期に及んでは、皆tough guyになって欲望を成敗しないと、アメリカ様の「よお、兄弟」的な商売の術中にハマって思わずall rightしてしまったらまたまた己の中の「大和魂」との交信を往来させることも難しくなってしまうので、日本人の従来の食生活に戻していかなければ、「大和魂」再起動における及第に達する事はできず、それこそ醜いなんちゃって日本人として醜態を晒すことになってしまうだろう。そして、もしも「日本人だからいいや、売っちまえ」とばかりに、小麦粉漬けにして我々から本来の日本人性を根こそぎ奪って行ってまでして自分の利得だけを追求したのであれば、それは重罪だとも言えるだろう。